ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  
Posted by naturum at

2010年09月03日

ツーリングシェルターを考える6

2011年やばい幕が・・・・



MSR Twin Brothers

詳細は・・・
訳ししてください(爆)。



Manufacturer's Description:
Big brother to the Twin Sisters, this livable shelter provides all-weather protection for up to six people and pitches easily with included poles or trekking poles for added efficiency.

Features:
* 68 inches (173 cm) of peak height with vents
* Large door
* Snow flaps
* Proprietary DuraShieldrM coatings that seal out the elements. An optional, removable floor is sold separately.

Specs:
Capacity: 4-6
Minimum weight: 4 pounds 14 ounces (2.3 kg)
Floor area: 96 square feet (8.9 sq. m)
Interior peak height: 68 inches (173 cm)


MSRP: $399.95
Availability: January 2011



シャン6をひと回り小さくしたイメージでしょうか。。
スノーフラップポイント高し。
早春の極寒キャンプはこれで決まり??

逝くんだろうな。。。




続いて



MSR Backcountry Barn

Manufacturer's Description:
MSR's Backcountry Barn sleeps 4-5 people plus gear and packs down to the size of many 3-season tents. The straightforward design allows for easy set-up.

Features:
* 74-inch (188 cm) center height
* Large windows at front and rear and awnings to allow for ventilation in any weather
* Detachable bathtub floor allows customized use of interior
space

Specs:
Capacity: 4-5
Minimum weight: 14 pounds 11 ounces (6.65 kg)
Floor area: 80 square feet (7.4 sq. m)
Interior peak height: 74 inches (188 cm)


MSRP: $699.95
Availability: January 2011

小型ボードルーム?
いい大きさ♪
フロアも取り外せるようだし
妄想が膨らみます。

色もいいですね。
赤い火器が映えそうですね。持ってませんがwww。





いささか古新聞?

その他2011年MSRラインナップ
気になるのがちらほら。。。  

Posted by MON at 09:02Comments(2)

2010年08月31日

2010夏北海道⑤ ~修整~

~8月15日 9日目~

午前5時30分起床



空はどんよりと低い雲が立ち込めています。

昨日の「旅の基本は時計回り」が呪文のように頭から離れず
これから予定している道北めぐりは
いつものように時計まわりとします。

そのため今日は体制を立て直すために一旦帯広方面へ下ることに♪
時間があれば、昨日ローライダーさんが薦めてくれた
糠平温泉の湯元館に向かうつもりです。

この旅で一番計画性のある朝です(爆)。



のんびり朝食をとっていては
和琴離脱の決心が鈍りそうなので

朝食をとらずに撤収開始。




午前6時30分



全ての撤収を完了しました。
実は水戸のカブおじさんには今日和琴を発つことを告げていません。

昨日はなぜか言い出せなかったんです。



水戸のカブおじさんはもう起きているだろうか。。。

そっとテントに近寄ってみると
カブおじさんは既に朝食を済ませてテントの中で誰かに宛てたメールを打っている様子。


・・あの。。
おはようございます。
私は、今から発ちます。お世話になりました。



水戸のカブおじさんは一瞬驚いたような表情の後
テントから出て立ち上がろうとしてます。
でも、いうことのきかない右手右足が危なげに見えたので
私は
どうぞそのままで。。。と。




・・・そうですか。こちらこそありがとうございました。

と若輩の私に深く頭を下げておられます。


少しの沈黙の後、いつもよりトーンの高い声で
・・いや~~私はね。今年もあなたにお会いできてホントに良かった。
そして少し詰まるような声で
ここ数日はホントに楽しかった。。



・・ハイ。。私も楽しかったです。
私もそう言いながら、なんだか今生の別れのような
水戸のカブおじさんの口ぶりが気になります。


私は続けました。
・・あとひと月くらいあるじゃないですか。
ここにいればまだまだ楽しいことがきっとありますよ。


そうですね。。。
カブおじさんの声のトーンがまた低くなります。




では失礼します。
また来年お会いしましょう。

そう言って、もう一度お辞儀をしてから
水戸のカブおじさんのテントを後にしました。





・・・・ふう。


周りのキャンパーにも挨拶を済ませ
和琴を名残惜しむようにタバコを1本ふかしてから
メットをかぶり
重戦車を手押しで湖心荘側の出入り口に向かいます。



すると後ろから私を呼ぶ声が。

水戸のカブおじさんが右足を引きずりながら
わざわざこちらへ歩いてこられます。


私が足を止め、メットを脱ぐと

水戸のカブおじさんは
・・・こんな格好ですみません。。

少しばつが悪そうな表情の後




・・・実はね。。今年はあなたと会えないんじゃないかと思ってたんです。
でもね、、約束どおり今年も来てくれた上に
あなたのような立派な社会人が
こんなでたらめな人生を生きた老人の相手をしてくださったことが嬉しかったんです。

ありがとうございました。。。


・・・・・・・。
私は普通の会社員だし、
水戸のカブおじさんだってここでの3年間の話を総合すると
普通ではないながらも立派な人生をおくってこられた尊敬に値する人物です。





私は黙って聞いていました。



水戸のカブおじさんは更に続けます。
・・もう和琴に来るのは今年でやめようと思ってるんです。。


コレにはさすがに驚きました。
思わず
どうしてですか?と訊ねると


・・正直な話ですね。。ココに長くいても面白くなくなってきたんです。
最近はなんだかここに来るキャンパーの中にも入って行き辛くなってきました。
こんな怪しい老人だから仕方ないんですけど。。

13日の夜、水戸のカブおじさんが嘆いていたシーンが
頭をよぎります。




私はね。。。
今年あなたにお会いできたので、さっき北海道を発つ決心がつきました。




私は何も言えなくなってしまいました。




しばし沈黙の後、水戸のカブおじさんは
・・あ、、すみません。
わざわざお呼びとめしてつまらない話をしてしまいました。
くれぐれも道中気をつけて無事に旅を続けてください。




私は最後に深く頭を下げて
午前7時
和琴を後にしました。



後日、水戸のカブおじさんから会社にメールがきました。
あの数日後、ほんとに北海道を発って
8月22日に水戸に無事帰着されたようです。

メールの最後に
「また来年和琴でお会いしましょう」・・と書いてありました。

・・・なんだ。また来るんじゃん♪







今にも雨が降りだしそうな曇天。
まずは一旦弟子屈方面に出てから国道241号を西進し阿寒湖方面に。

阿寒湖から更に足寄に向かう途中
午前9時30分



休憩♪



こんな時間から何やら賑わってるこのテントが気になったんです。

裏に回ると



地元の農家さんらしき人達が大量のトウモロコシを茹でています♪
朝飯にちょうどいいや。。

表のにぎやかなテントに戻り、地元の女子高生らしい店員に
1本ください♪
というと
今ちょうど茹でてますから、向こうのテントで無料のゆで芋がありますから
食べながら少し待っていてください。と言われました。

無料の茹で芋♪



ほんとだ♪
遠慮なく1つ頂きました。
茹でたてホクホク。。うま~~。

程なくトウモロコシが茹で上がったようなので
150円を支払い1本GET。



茹でたてプチプチ。。うま~~♪
ついでにコップ1杯の牛乳を購入して
ちょうどいい朝食でした。
ご馳走様。





さてこのまま足寄市街に突入します。

足寄に入ってすぐに分かるのは
ここが松山千春の出生地だということ。



こんなのや



道の駅建物入り口。



中に入ると2階はこんな風。


そう言えば、うちの両親は夫婦でそろってチハラーなので
写メでも送っておきます。

私の場合、松山千春と聞いて思い浮かぶのは
同じ北海道出身のシンガーソングライター蓑谷雅彦なんですけどね♪

80年代前半に京都で深夜ラジオのパーソナリティーをやっていて
毎週楽しみに聞いたもんです♪
千春の物まねが得意だったからか
よく千春の二番煎じなどと揶揄されましたが
オリジナリティーあるいい歌うたってました。
・・・今どうしてるのかな。。

蓑谷雅彦をメットの中で口ずさみながら
千春の実家を探します(爆)。

午前10時30分



ありました(爆)。

すぐにおじさん軍団がやってきたので退散。



明らかに近所迷惑ですね(汗)。
そもそも、顔の看板もどうかと思いますが。。



足寄を後にして
国道247号・242号で帯広市内に入ります。
ちょうど帯広は夏祭りの真っ最中のようで
碁盤の目状の道路はところどころで通行止め。
しかも、
「マジデ雨フル5秒前」って感じです。

そろそろ昼時なので
折角帯広にいるなら豚丼にしましょう。
・・私も一時期豚丼に執着して食べ歩いてたことがあって
個人的に北海道豚丼ナンバー1は白糠なんですけどね(爆)。

久々に人気店のぱんちょうに到着です。
帯広駅前なので
バイクは駅前メイン通りを折れた向こう側の歩道に
止めさせてもらいました。



げっ。。相変わらず凄い行列。
おまけに雨まで降ってきました。

・・・なんだか今日はもう走る気分じゃありません。
へたれな私は列に並びながら携帯で禁断のビジホ探し(爆)。
北海道のビシホと言えばパコかなあ。。温泉あるし。
ホテルパコ帯広の予約に成功しました♪

軽く1時間待ちを覚悟していた行列ですが
あまりの雨脚に離脱組が続出。
おまけに御一人様ワープ適用で並びはじめて20分後には



どーん♪
ライダーたるものコレくらいの雨では動揺しないのです。(大嘘)

味はもちろん美味いですが、並の豚丼です。
まあ、北海道に来て一度も豚丼に会えないのは寂しい限りなので
これはこれで満足です。


午後0時30分
店の外に出るとまだ雨が降っています。
今日はもう走らないと決めたので気は楽ですが
これからレインウェアに着替えてホテルを探すのが憂鬱です。

小走りでバイクまで戻ると
・・あれ?
バイクを止めたのはホテルパコ帯広の前でした(爆)。
ラッキ~♪



エンジンかけるまでもなくロビー前まで手押しで移動です♪

通りに面した屋根付きのロビー前にバイクを置けるこのホテルは
防犯面でもポイント高し。
気に入りました。

こんな時間にチェックインできるかとフロントで訊ねると
掃除が終わった部屋があるのでOKとか。。
またまたラッキ~。

必要な荷だけ下ろして早速チェックイン。
あてがわれた部屋はダブルのシングルユース♪

まさかのラッキー3連発で今日はほんとについてます。

自慢の温泉は2時半からだというので
それまでロビー奥のコインランドリーでたまった洗濯物を処理しますか♪

部屋に入るとドーンとでかいダブルベッド。それに液晶テレビ。
文明よ、こんにちは♪

ちなみにこんな感じ。



洗濯の待ち時間にテレビをつけて情報収集。ニュース番組をあさります。
・・・なに?。。またやっちゃったの?清水健太郎。


程なく洗濯も終わり、地下の温泉へ。


いいお湯でした。
露天風呂の隅にある牛乳風呂は微妙でしたが。。。。


部屋に戻りテレビを見ているうちにうつらうつら。。。

Zu・・・zzzzzzzz。。。



午後6時
すっきり目が覚めました。
折角なので、外に繰り出しますか。。。♪

ロビーに下りて外を見るとやはり雨が降っています。
傘もないのでどうしたものかと、ロビーにあった飲食店MAPに目をやると
50メートルほど先に「鳥せい」があるじゃないですか♪
帯広を中心に道内28店舗を構える鳥料理チェーンですが
一度行ってみたかったんです。
ココなら傘は要らないし。

外へ出ると、祭り特有のザワザワ感♪
好きですね~こういうの。。
広い通りの両端は露天でびっしり。
浴衣の老若男女がいっぱいです。
雨は降ってますがテンション上がりまくり♪

祭り見学は後にするとして


なんとか濡れることなく目的の店に到着。
祭りの影響か店内は大盛況
注文したのは炭火焼とおにぎり2個



さすが有名店だけあって美味いですね。
目の前の巨大炭火コンロで大量に手焼きされる子ぶりな若鶏の半身は
塩で味付け。
カワがパリッと仕上がっていて最高です。
半身の場合はいろんな部位を楽しめるのも魅力ですね。

とにかくビールにもよく合いほろ酔い気分で
ご馳走様でした♪


店をでるとまだ雨です。


アーケードを見つけたので散策することに。
少し歩くと祭りのメイン会場と思われる場所に出ました。
たった今盆踊りが始まったばかりのようです。

その横ではストリートパフォーマーが人だかりを作っています。
この時期は毎年どこに行っても祭りに出くわすのですが
どこで見ても祭りはいいもんですね。

私はしばらく目の前のパフォーマーの芸に見入ってしまいました。

目を奥にやると
見覚えのある景色が。。
暗くて最初は気づかなかったのですが
これは六花亭の裏口です。
雨のこんな時間なのにバイクが4~5台止まってました。

せっかくなのでデザートにとサクサクパイを1本ゲットしてホテルに向かいます。
途中コンビニで缶コーヒー2本と朝食用のサンドイッチを購入。

部屋にもどってしっかりサクサクパイを頂きました♪


テレビの天気予報では
あすは回復傾向のようで一安心。



そしていつの間にか気絶したようです。









~8月16日 10日目~



久々のベッド寝。
心ゆくまで寝坊する予定だったのですが
3時頃目が覚めてしまいました。

することもないので
地下の温泉にGO。

部屋に戻ると眠くなり2度寝。

起きては寝、起きては寝。。


イマイチ消化不良気味の睡眠でした。




午前7時30分



チェックアウト。
昨日は雨から逃れたライダーがたくさんいたようです。

「旅に基本は時計周り」
この極めて個人的な鉄則に従い
残り少ない日程ではありますが、今日から仕切り直して道北をまわる予定です。

したがって、日本海を目指すことになりますが、
タウシュベツ橋梁を一度も見たことが無かったので
まずは国道273号を北上します。

上士幌を過ぎ糠平湖へ。
ローダウンさんが薦めてくれた湯元館の前には
バイクが数台止まってます。

ひなびたいい雰囲気のこじんまりとした温泉街です。
ここはまたの機会に。。。




午前9時



路肩の駐車帯にバイクを止めます。
逆を向いているのは一旦行き過ぎて戻った為w。



この先なの?
怖い。



木片のチップが敷き詰められた歩きやすい道ですが
あまり奥に入りたくないなあ。。
わざと咳払いしながら音を立てて進みます。


そして



じゃ~ん!
ここのところの雨でもちろん水没です(爆)。



さらに国道237号北上。
三国峠。



お約束ショット♪



TMによると標高1139メートル。道内最高所の峠です。



NV-U35はほぼ正確な高度を示してます。





三国峠を越えると
空は更に青く、雲は更に白く♪



気持ちいい~。



大雪湖



石狩川の上流ですね。
奥に見える大雪系の山には雪が残ってますよ。
・・それにしても美しい景色。。





国道273号をさらに進みます。



渡道3日目に雨天のため下向きながらスルーしてしまった層雲峡を堪能します。



堪能、、?・・と言っても速度を落とし気味に走り過ぎるだけですが。



正午
旭川市内で昼食をとります。



大好きな蜂屋でラーメン♪
しかし、いつも旭川は暑いですなぁ。。。
GSの外気温計で33℃。。。



醤油ラーメン大盛り、油多め♪
一度食べると忘れなくなるほどインパクトのある個性的なスープ。
好き嫌いが明確に分かれますね。
私にはどストライク!

今日も地元客で賑わってます。




さて、ここから一気に日本海へ出ます。

旭川市内から道央自動車道で士別剣淵ICへ
無料高速区間は最大限活用です♪

士別からは国道239号で一気に日本海へ出ます。

一週間ぶりの日本海♪

曇ってるし。。


苫前から約10キロ北上すると
蓑谷雅彦の出生地である羽幌を通過します。

蓑谷の「片思い」を口ずさみながら
10年前、凍えて震えながら雨宿りさせてもらった座敷付きのバス停を通過。
懐かしい。。
そこにたたずむ20代だった自分の姿を想像してみます。

その後は一気に手塩まで北上。

ここまでくれば
サロベツ原野はもう目の前。


そして
午後3時30分



北緯45度モニュメント。



天気が良ければ利尻島が見えるはずのショット。



スクリーンに雨粒が。。。。
・・でも向こうには青い空がかすかに見えるような。。



ひゃっほ~い!



これぞサロベツ原野オロロンライン♪



誰が言ったか知らないが(私です)「日本の旅の基本は時計周り」とは
・・・・・よく言ったものだ!

例年だと初日に走ることの多いこの道ですが
やっぱりいいもんです。
来てよかった~。





納沙布岬、稚内市内をスルーして
とうとうやって参りました。

午後5時



宗谷岬。
既に10回以上は訪れていますが
やはり感慨深いものはありますね。

当たり前ですが
写真左側が日本海、右側がオホーツク海♪
人間が区別した
ただの呼び方なんですけどね(爆)。



少し風があります。

今日の寝床はここから30キロほどオホーツク沿いを下った
猿払キャンプ場に決定済みですが
海沿いの何も無い牧草地なので
風が心配です。


途中セイコマでアルコールを調達。




午後6時



到着。

・・・ね。何も無いでしょ♪
風は心配したほどでもないので
さっさと設営してしまいましょう。

・・と、その前に
実はこのキャンプ場、お隣は道の駅です♪
出かけにカミサンからもらった餞別
アレを買わないと。。



ありがたくGETしましたよ♪

・・どこかの食堂でホタテ丼でも頂こうかしら・・とも考えたのですが
こちらの方がいろんな食べ方できるし♪





午後6時30分
設営完了。

今日は牛が放牧されていませんが、(時間が遅いからかな??)
後ろ柵に白黒のホルスタインがいると
いい絵になるんです♪



このキャンプ場には隣にお風呂もあります。
温泉ではなさそうですが、ありがたいですね。

風呂から上がり、ビールをプシュッとやってしばらく涼しい風に当たります。
最高~♪






飯炊き、飯炊き♪


午後8時



カミサンホタテを食塩ひとつまみの水で解凍して
ホタテ丼でいただきま~す。

・・・うまい!!

充分な甘みとさくさくした生けホタテの食感♪。
やはり、町のスーパーで入手したものとは「質」が違いますよ~。

しあわせ。



いつの間にか雲が去って星空になってます。

さて、ここに泊まると
楽しみがあるんですよ♪




午後9時30分

おやすみなさい。。。

  

Posted by MON at 22:41Comments(2)

2010年08月29日

2010夏北海道④ ~謳歌~

~8月13日 7日目~


午前6時30分起床
北海道の涼しい気候と和琴にいるという安心感からか
眠りが深く、起床時間も徐々に遅くなってます。



・・・おっ。雲は多いが日も差してる模様。

旅程は早くも折り返し地点を過ぎました。。



久々の太陽♪
台風の影響か、屈斜路湖には少し波が立ってます。
台風を警戒してか
ファミキャンエリアはさすがにガラガラです。


さて、腹が減ったので



昨日の昼に食べ切れなかった焼肉♪
カミサンのしかめ面が目に浮かびますが
ソロキャンプは何でもありなんです。
自由を感じる瞬間(爆)。

朝から焼肉万歳! 連泊万歳!

ダラダラもたもた台風一過の朝の空気を満喫します。



さて、今日は天気は回復傾向
やっぱ知床でしょ♪

午前9時30分
支度を済ませて出発です。
いってきま~す♪

水戸のカブおじさんはもう温泉に行っちゃったかな?
朝夕2回2時間づつの湯治が日課のカブおじさんに朝会うのは
難しいのです(爆)。



屈斜路摩周湖畔線を川湯方面へ北上。



今年はやたらときつねを見ます。
車にひかれないようにね!

午前10時
まずは大好きな硫黄山。



勇壮♪
しばしまったり。。。

以前はたまご売りのおじさんが拡声器で
「たまご、たまご、たまご~」とけたたましく連呼していましたが
なぜか去年から聞かれなくなりました。
風物詩といえば風物詩だったんですがね~。でもやっぱ静かなほうがいいです。


国道391号を更に北上して斜里市街に向かいます。
国道334号にぶつかり進路を東に変えたところで正午を回ったので



しれとこ味里で昼食
去年初めて訪れて
その味が忘れられず今回2度目の訪問

目当てはつぶのかき揚丼♪
・・・メニューには大盛りとレギュラーの2種類が。。
あれ?去年もそうだったのかな。。

らしくないのですが朝の焼肉が若干残っているので
今日はレギュラーでオーダー。



美味そうでしょ♪
ちなみに去年は



ド迫力。

生で食べるとコリコリ食感で美味いつぶ貝ですが
熱が入ることで弾力と甘みが増します。

サクサク衣の中に、弾力あるつぶの食感と
野菜のしゃきしゃきした食感のハーモニー。

これはまるで食感の百貨店や~。。(彦麻呂風でお願いします)

そして具材ごとの甘みと香ばしさの競演♪

・・やっぱ大盛りにすればよかった。



さて、斜里市街で滋賀の実家に特産物を送ってから
ウトロに向かって知床半島を北上します。



素晴らしい青空。
いかにも台風一過の爽やかさ♪

途中、川の河口を覗いてみます。



いつもなら無数のサクラマスで川の水が黒く見えるほど
うじゃうじゃ溯上するのが観察できますが。
今年はまばらですね。。
台風の影響が、異常気象の影響か
はたまた環境破壊に対する警告なのか。。

先に進みます。



おなじみオシンコシンの滝。
さぞかし凄い水量だろうと期待して訪れると



まさかの立ち入り禁止(爆)。



・・さて、ここでは去年からずっと気がかりなことが。。。



長年、ここの売店で看板ニャンコとして親しまれたノラ。



去年はこんな様子で心配してましたが






今年は・・・



木彫りになってました。

なんか、GWに死んだもんのことを思い出したりして
すこし重い気分に。。



飛び交う中国語の罵声に嫌気がさしたので
さっさと離脱します。

知床国道334号をさらに北上して
知床横断道路へ。
この横断道路は、ウトロ側とラウス側で全く天気が異なることで有名ですが
とりあえずウトロ側は完璧な晴天です♪

途中、知床五湖方面に寄り道します。



ラウス岳がくっきり♪

道内でも特に自然が濃いこの辺りは野生動物の遭遇率が高いです。



エゾ鹿はそこら中、当たり前にいます。

寄り道の目的はクマさん♪

この辺りの住人ですら
一度も見たこと無いという人がほとんどのヒグマ
そう簡単に見つかるはずも無く
結果は、2年連続で敗北です。








では2008年に撮影した画像をどうぞ。



遠くからの撮影なので画像が荒いです。



鮭・マスの溯上を管理する建物の近くで、
溯上するサクラマスをつまみ食いしている様子



さっき見たように今年はサクラマスの溯上も少ないので
クマさんが見れないもの無理も無いですね。









気を取り直して
知床横断道路に戻ります。



こんなに綺麗に羅臼岳を見るのははじめてかも♪



絶景♪
吸い込まれそうです。



午後2時
峠の頂上。


羅臼側を見ると



国後島。
普段はよくてもシルエットしか見えないのですが
今年は地形がわかるほどくっきり見えます♪

峠を羅臼側に下り
国道335号を左手に国後を見ながら南下します。
士別の手前で国道244号を右に曲がり根北峠を越えて再び斜里市街に出ると
一応知床半島を一周したことになります。

終始快晴で知床を満喫することができましたよ♪

午後3時30分
さて、マイスイートホームに戻りますか。。

このまま、来た道と同じ国道391号を南下して戻れば早いのですが
どうしても美幌峠から夕暮れ時の屈斜路湖を眺めたいので
国道334号を西へ向かい一旦美幌市街へ入ります。

美幌市街から234美幌国道を美幌峠へ向かう途中。



午後4時30分
峠の湯に立ち寄りです。
木造ドームの大浴場は昔から大のお気に入り♪

小1時間ほどじっくりと汗を流し
午後5時30分
美幌峠に到着です。



・・・?
雨降ってたのか?
道が濡れていた形跡があります。

期待したほどの眺望でもないので
おとなしくキャンプ場に戻りました。

サイトに戻るとお盆らしい賑わいです。

・・・が
ファミキャンのスクリーンタープが平気で領域侵犯してます(汗)。
靴の幅も無いほど詰めなくても、そっちはずいぶん空いてるじゃねーか。

超満員ならいざ知らず
無神経で無節操な張り方です。
ファミキャンサイト近くに張ったことを後悔しました。




午後6時45分



いい色に染まってます♪

水戸のカブおじさんに聞くと
ココでは日中大雨が降っていたようです。
・・相変わらずわからん。和琴の天気は。。


今夜も飲みましょうということで
水戸のカブおじさんのテントの前で宴会スタート。

長野のハヤブサ乗りさんと滋賀のハーレー乗りさんが加わって
夜遅くまで盛り上がりました。

相変わらず、アルコールが入ると夜の写真がないのは
ご勘弁ください(爆)。

本格的に登山もやるというハヤブサ乗りさんは
今日は私と同じく知床をまわったらしく。
なんと知床五湖でヒグマの子供に遭遇したとか!
本人は近くに親熊がいるんではないかと
かなりひやひやしたそうですが。
デジカメの画像を得意気に見せられました。
くやしい~~♪

お返しに、昨日ペルセウス座流星群を見た話をすると
なんで起こしてくれないの~って怒られちゃいました(自爆)。

最近のツーリングキャンパー事情について
昔からこの世界を見てきた水戸のカブおじさんが嘆いています。
みんなお利巧さんばかりでつまらないと。。。
夜は早く寝るし、酒を勧めても飲まないし。

・・それはそれでいいんじゃないだろうか。。
飲んで馬鹿騒ぎするだけが旅ではないですから。。

でも、ココ和琴の夜も10年前とは明らかに違っていて
近年はほんと静かです。。
陽が沈んでテントから出ているのは極わずか。

旅人の人間模様が見えづらくなっているのは事実で
毎晩ここにいる水戸のカブおじさんにとっては
寂しい限りなんでしょう。


夜の闇が濃くなった頃
今日も星が綺麗です。 でも。。。昨日に比べればたいしたことは無い。。




明日も晴れそうです♪

11時を過ぎたあたりでみんな眠くなったようで宴会はお開き。
北海道でこんな時間まで起きてるのは珍しいです。

あれ。。晩飯食ってない。。
まあいいか。どうせ明日も馬鹿食いするだろうし。。

テントに戻ると
心地良い疲れと、程よいアルコールで
速攻で気を失いそうです♪

おやすみなさい。。。








~8月14日 8日目~


午前5時
空腹で目が覚めました♪



今朝は米を炊かず、残しておいた生クリームが痛むといけないので
ポタテグラタンホタテ抜きです。

ラジオの天気予報によると
早くも北海道の天気は下り坂だとか。。。
ここ道東は今日いっぱいなんとかもちそうなので
テントを残してさっさと出かけることにしましょう♪

今日で和琴4泊目か。。。
いくら居心地が良くても4泊は長いな。
私は定住型キャンパーではなく
あくまでも旅系移動型キャンパーです。
今日は和琴最後の夜を満喫して、明日こそ移動することにしましょう。

洗い物を済ませて顔を洗って歯を磨き。
朝のコーヒーを堪能♪


このシャン4で3年連続ここに来てますが
バイクキャンパーにはモノポールシェルターがまだ珍しいらしく
興味津々の様子。
まだ市民権を得ていないようですね。

皆さんにはしっかりプレゼンしておきました。






さて、こんな朝のダラダラした時間は大好きですが
折角連泊決めたのに
いつまでも時間を浪費しては
元も子もありません♪
管理人のおじさんに1泊の延泊を申し出て450円を支払い

午前9時30分出発。(おそっ)
とりあえず根室方面に機首を向けて発進です。


243パイロット国道を東進。
ひたすら長い直線にも飽きてきて
道端でちょっと一服。



今日も北海道らしい素晴らしい天気♪

時々こうやって停車する時に私はよくモノを干します。
折角なので2日前の土砂降りからずっと湿っぽかった
ジャケットやヘルメットを干しましょう。
左右パニアも全開にして
さあ、乾け~!

こういうなんでもない道端でまったりしながら吸うタバコが美味いのは
北海道ならではですね。

今日は距離を伸ばすつもりも明確な目的地もないので
のんびり行きます♪

目の前を何台かのバイクが通過してお互いピースサインしますが
バイクの数は年々減っています。
ご時世ですかね。。
バイクってこんなに自由で素晴らしい乗り物なのに。。

さて、そろそろ出発。




午前10時30分
国道44号にぶつかりました。

左に行けば根室半島、右に行けば厚岸。
現在気温は20度と少し肌寒いので、このまま根室に向かえば
17度くらいまで下がるはず。
寒すぎるな。。。

機首を厚岸に向けます(爆)。

我ながら、暑いとか寒いとかうるさい奴だな。。とあきれますが。




そう言えば、厚岸方面にもいくつか積年の宿題が。。
積年の宿題といえば、ラッキーピエロの一件が頭をかすめますwww。


厚岸方面へは国道44号線ではなくて
更に海側の北太平洋シーサイドラインを走ります。

実はこの辺り、何度か走ったことはあるのですが
濃い霧や雨の経験しかありませんでした




・・・・なんて素晴らしい道なんだ~~!




実は終始絶景の中速ワインディングで
あまりにも気もち良く走りすぎて写真が一枚もありません(汗)。

私的北海道の道10選に確実にランクインです。
しかもかなり上位♪

おかげで渡道前新品にしたタイヤも
ようやく端まで皮むき終了です♪



午前11時。
積年の宿題その1



なぎさドライブウェイですね♪
今までは砂浜へのアクセスがわからず
天気にも恵まれなかったことから無理に探そうともしませんでした。



向こうに見えるのがキリタップ岬です。


・・・まあ、正直。。
こんなもんか。。という感想。
貝殻や海草が散乱し以外にゴミも多いし。

石川県能登半島北部の「なぎさドライブウェイ」の方が
美しさ・走りやすさ・爽快感で
数段上だと思います。

それでも、しばらく気持ちの良い海風にあたって
かもめと遊びながらのんびり癒されました♪


北太平洋シーサイドラインに戻って
少しすると



琵琶瀬♪



正直、この辺りのロケーションを今まで過小評価していたようです。
ゆえに、感動がでかい!
あ~~~気持ちいい~。


絶景の余韻に浸りながら
火散布を通過し厚岸湖の南岸を少し走ったところで

正午。



積年の宿題その2
「厚岸のカキを食う」

実は私、カキが得意ではないのです。
北海道のキャンプ場でもいろんなキャンパーに
幾度となく薦められるのですが
その度、「いや、、結構」と遠慮してきました。

このままではいけないと
言わずと知れたこの辺りの名物ですから
今回は思い切って焼きガキを。。生はちょっとね(爆)。



うま~~~い。
・・・・ことはないです。やっぱり。。。




さて(汗)
甘めの缶コーヒーで生臭さをリセットして国道44号へ入ります。


今日の昼食がさっきのカキじゃ。。。
ということで
ここから比較的近いザンタレの有名店「南蛮酊」へ向かうことにしました。

北海道では鳥のから揚げのことを「サンギ」といい
「ザンタレ」とはタレに漬けたザンギでこの辺りではポピュラーな
ローカルフードです。



国道44号を釧路市内の手前でショートカットして
国道391号に出たところにありました。



午後1時、南蛮酊初訪問♪

・・・が、お盆ということもあり地元客であふれています。
店の入り口で1名だと告げるも10番目40分待ちの宣告。
席が空いたら連絡すると言うので携帯電話の番号教えて
店の前で待つことにします。

・・・ちょうどよかったかな。
さっきカキ食ったばかりだし。。

それにしても暑い。。。
わずかな日陰を見つけてデジカメの画像を整理していると

すぐに名前が呼ばれました。
相席で宜しければ・・というので
もちろん快諾♪
まさかの10組飛び(爆)。



コレがザンタレのレギュラーサイズ。
写真の撮り方を失敗したのでいまいちスケール感があいまいですが
実物はマジびびります。

そりゃ、店の人はハーフサイズを薦めるわけだ。

でかいバイクで内地から来る大の男が
ハーフサイズなんて頼めるわけないだろ。
・・・そんな見栄がもろくも後悔に変わりますwww。

他のテーブルを見ると
4人で一皿食ってます(爆)。実際4人でも充分な量。。。



味は、も~最高!
しっかりした衣はタレでふやけることなく香ばしさと歯ごたえをキープ♪
甘すぎないタレはさっぱりとして、食が進みます。
鳥の質もいいようで、
もも肉を使っていながらいわゆる鳥臭さは皆無ですね。
この混雑ぶりに完璧に納得です。

しかし、同時に頼んだご飯が
茶碗に軽~く1杯分で、どう考えてもアンバランス(汗)。
このザンタレをレギュラーサイズというなら
レギュラーサイズのご飯はこの4杯分は必要だと思うが。。



ザンタレ4、ご飯1の割合守りながら
無心に食べ続けましたが、ザンタレ半分でギブアップ(爆)。
残りは持ち帰り用のパックにしてもらい
今夜の酒のつまみにします。


ふ~~満腹♪





さて、あとは国道391号を北上すれば
マイスイートホーム和琴♪ に到着ですが
まだ2時ちょっとすぎ。。

少し北上したところにある
白鳥の飛来地シラルトロ湖の温泉でくつろぐことにします。
それにしてもやはり内陸は暑いです♪



デジカメと携帯の充電をさせてもらい
小1時間ほど汗を流します。

その後休憩室で水分補給しながら汗が引くのを待ちますが
気温が高くて全く汗が引きません。。

バイクに乗った方がよっぽど涼しいので
午後4時
仕方なく出発。


途中のセイコマで今夜のアルコールを調達し
5時にはキャンプ場に戻りました。

やっぱこっちまで来ると
涼しくて快適♪





サイトで東京ナンバーのハンターカブを発見。
オーナーはTOKIO長瀬似の青年で
実は私もハンターには少し興味かあったので
いろいろ話を聞かせてもらいました。

ステンシルによるオリジナルロゴや各部パウダーコート
その他実用旅仕様として隅々まで手の入った
渋すぎるハンターでした。

聞けばZ-1のオーナーでもある長瀬君
携帯でZ-1の写真を見せてもらいましたが
尋常じゃないこだわりカスタムに脱帽です。
来年はこっちに乗ってきてね♪



しばらくするとカブと聞いて黙っていられないあの方がやってきました♪
今回タイカブで渡道の水戸のカブおじさんも
ハンターのオーナーだったりします。

カブおじさんの矢継ぎ早なカブ談義攻撃に
長瀬君も困惑気味(爆)。
おれし~らねっ。。




自分のテントに戻り
明日の和琴離脱に備えて荷物の整理などをしていると
水戸のカブおじさんがやってきました。

実は今日はお引き合わせしたい方がいるので
また一杯やりましょう。と

どうやら私の帰りを待ちわびていたようです。


じゃ、後でいきます~。と快諾し
ある程度荷物の整理がついたところで
ビールとザンタレのパックが入ったクーラーバッグと椅子をもって
カブおじさんのテント前へ。

すると、既に今夜の宴会用にと
ビールが大量に屈斜路湖の波打ち際で冷やされてました(汗)。
・・そんなこと。。もうお気持ちだけで。。

折角なので、ありがたくカブおじさんのビールで乾杯!
今日は汗もかいたのでビールが染みます♪
・・で、私と引き合わせたい人と言うのは?

程なく和琴温泉から歩いて戻ってきた私と同年輩の男性がやってきました。。
彼は白くピカピカのローライダー乗り。



聞けば、ローライダーさんはカブおじさんと同じ水戸の方で
水戸ナンバーを見たカブおじさんが声をかけたようです。

ローライダーさんは私の勤める同属企業にお勤めで
私は研究開発部門、ローライダーさんは営業部門。
・・・(汗)。

「いつもお世話になっております。。。」
まさか、こんな挨拶を和琴ですることになるとは。
水戸のカブおじさんは面白がってますが
仕事の話を旅先に持ち込みたくない私は少々困惑気味。
・・・ローライダーさんもまた然り。

水戸のカブおじさんは時折促しますが
私もローライダーさんも仕事の話はしまいと
うまくかわしながら
バイクと旅の話題で
3人で徐々に盛り上がってきましたよ♪

やっぱり、旅人共通の話題は「旅」なんですよね。




「日本の旅の基本は時計周り。」という話になり
ローライダーさんが激しく同意の様子。
でも「池と湖は半時計周りがいいよね」というと
やはりコレも一同納得♪
ライダーは例外なく水辺が好きで
本能的に水に近い車線が走れるルートの組み立てをしている気がします。

つまり左側通行の日本では自然と島は時計回り
湖は反時計回りになってしまうのです。

そうだ、、と
ザンタレのことを思い出して
2人に差し出すと、気に入って完食してくれました♪

その後、水戸のカブおじさんのライダーハウスにまつわる
いろんな裏話に聞き入りました。
これほど詳しいのは
実際カブおじさん自身、
とあるライダーハウスの経営を事故で亡くなった友人から
引き継ぐつもりだったからだそうです。

自分が友人の夢をつなぎたい。。。
一旦その思いだけで決心したものの外野からの利権の話やら
なんやかんやで条件が折り合わず
結局話しは流れたそうですが。。

・・まあ、それも北海道ツーリングが全盛だった時代の話で
今となってはやらなくて良かったとおっしゃってました。


そろそろ寝ようかという頃
ローライダーさんに明日の天気をチェックしてもらうと
やはり全道雨。。
でも私の和琴離脱の決意は固いのです(爆)。






テントに戻ってふと考えました。

「旅の基本は時計回り」。。。

今回の旅は初日から道南に向かったため
自ら定めた鉄則が狂ってしまってる。

今回未踏の道北はやはり時計周りで走りたい。
宗谷岬到達はひたすら海を左手に走ってこそじゃないだろうか。。




そんなどうでもいいことを考えながら(爆)
和琴最後の夜は静かに更けていきました。


  

Posted by MON at 17:59Comments(4)

2010年08月27日

2010夏北海道③ ~沈没~

~8月11日 5日目~


午前5時30分起床。

寒い。。
でも久々のすっきり寝起き♪

これぞ北海道の朝☆
完璧な熟睡。。
睡眠不足は一気に解消したようです。

しかし空はどんよりと暗く、今にも降り出しそうです。
AMラジオによると、今日は全道雨。。。
おまけに台風4号がまっすぐこちらに向かって来るとか。
・・・あらら。。


米を研ぎ、しばらくラジオの天気予報に聞き入ります。


天気情報を要約すると
私が渡道する前から停滞している巨大な前線があって
それが台風4号に刺激されて雨を降らせ続けるようです。

台風4号がどこかへ消えるまでは
全道で悪天候が続くということか・・(悲)。

そうなると、台風をやり過ごすまでのキャンプ場選びは
慎重にならざるを得ません。


午前6時20分
とりあえず米が炊けました♪



今朝のメニューは
上富良野のスーパーで入手した冷凍ホタテ生食用。
朝から豪勢にホタテ丼で頂きます♪

味は・・まあまあ。


さて、

快適すぎるここで連泊したいところではありますが
今日動かなければ明日も、
場合によっては明後日も動けない可能性があります。
連泊前提で考えるなら。。今日のうちにあそこかな。。

食事中、時折細かな雨がパラパラとタープを叩きます。
しばらくボーっとしてましたが
意を決して撤収開始!





止み間、止み間の撤収で結構時間がかかりましたが

8時30分
小雨の中レインウェアを着込んで出発。

行き先は、屈斜路湖和琴キャンプ場♪




小雨でガス掛かった白樺街道を美瑛に向かって下ります。
晴れていれば道内屈指の景色なんだけどな~。。

途中、青池のそばを通過すると
なんと「青い池」と看板が出てるじゃないですか。。。
もうこの辺でうろうろ迷う人はいなくなりますね♪
もちろん今日はパス。

国道237号を旭川へ
途中セイコマでゴミを捨てさせてもらいます。
もちろん分別は完璧。



バイク旅とゴミ問題については
皆さんいろいろ意見がおありでしょうが、またの機会に。。

降りしきる雨の中、旭川市内から国道39号で東に向かいます。
途中層雲峡、石北峠などの景勝地を通過するも
雨のせいで景色もへったくれもありません。
華麗にスルー。



12時
温根湯温泉郷。
雨が上がって地面が乾いてますよ♪



駅前。
ひなびた感じの好きな雰囲気です。

折角なのでレインウェアを脱いで昼食をとることに♪



これまたいい感じのお蕎麦屋さん。
「加根志め」
以前から気になってチェックしていたお店です。

お目当ては



天ど~~~ん。
迫力♪ すごいでしょコレ。

全くしつこさのないサクサクの衣と少し甘めのタレ♪
あっという間に完食です。
デザートのメロンもおいしく頂きました。


さて、腹も満たされたところで
再びレインウェアを着て出発です。いざ和琴へ!

国道39号を更に東進し、程なく雨が降り出します。
それでも着々と北見市街、美幌市街を通過。
国道243号に乗り変えて美幌峠へ。

ここを超えれば和琴はすぐそこです♪




美幌峠は予想通り雨と深い霧ですが
峠を越えたあたりで



雲の下にうっすら見えるのわかります?
銀色に輝く屈斜路湖♪


まさか和琴は降っていないのか?
・・ありうることです。全道雨でもココだけ晴れなんてことはしょっちゅう。
逆もまたしかり。
カルデラ地形のため天気が読めないことが多いのです。

峠を下るにつれて地面は乾き、雨も止んできました♪




午後2時。
到着したのはマイスイートホーム♪
やはりテンションあがります。
受付でおじさんとおばさんに挨拶して
とりあえず一泊分の料金450円を支払い
重戦車を手押しでサイトへ(汗)。


ライダー専用サイトの
水場に近い側の端をキープしました。



ふ・・・、やれやれ。
やはりここは落ち着きます♪

屈斜路湖は鏡のように静かで無風状態ですが
ここは道東。
陽も出ていないので決して暑いということはありません。



さすがにこんな時間ですから、ライダーサイトは結構空きがありますね♪
明後日あたりのお盆のピークにはとんでもない混雑が必至です。。



和琴半島の温泉がある方を見ると
水着を着た子供たちがキャッキャキャッキャと遊んでいます。



この和琴温泉は屈斜路湖の入り江のようなもので
砂地の底から湯が湧き出ている正真正銘の貴重な天然温泉です。
詳しくはわかりませんが、効能も高いようで
この温泉が無料だというのも
ここのキャンプ場を利用するメリットの1つなんです。



さてここで、ある人物を探します。
それほど広くないライダーサイトの反対側の端に・・
・・・いました♪ いました♪
他のライダーと歓談している様子。

この人物、通称「水戸のカブおじさん」。
3年前ここで知り合い、以来なぜか懇意にしていただいており
今年66歳になられる真っ黒に日焼けした老紳士です。

ただ、若輩の私にも常に敬語で接していただき
私は恐縮しっぱなし(汗)。

毎年7月に水戸の大洗からカブでやって来て
秋頃寒くなるまでの約2ヶ月間を過ごすというツワモノ。。

かつて30代で脳梗塞を煩い、右半身が不自由になったという経験をお持ちで
今でも後遺症があるため湯治目的で毎年いらしてるようです。

3年前から時折メールで近況報告などをいただき
こんな私でも再会を心待ちにして頂いている
極めて奇特な人物だったりします(爆)。



さて、1年ぶりの再会です。
遠くから見てもお元気そうなのがわかり一安心♪
ご挨拶しようと近づいていくと
向こうも気づいたらしく
「ご無沙汰しておりました」とお互いお辞儀。

・・・じゃ、乾杯しますか?
ではじまり、お互い飲みわ飲むわ。
御年66歳とは思えない飲みっぷり♪

途中雨が降ってきたので
管理棟前テントに場所を移してさらに飲み続けます。
かっぱ海老せん一袋で
サッポロクラシック500を2人で9本、、までは覚えてます。
ビールがなくなると「これもって来て~」・・と
5歳の頃から知っているという管理人の息子さんをあごで使う様子は貫禄充分(汗)。
全てご馳走していただきました。

私と再会できて嬉しいということ。
大好きな本田宗一郎のこと
北海道開拓の裏話などなど
いろんな話を聞きました。

・・・しかしカブおじさん
去年もそうでしたが
なんでこんなにも私と会えたことが嬉しいのでしょう(爆)。
私はそんな気の利いた話ができる男でもないんですがね(汗)。。

脳梗塞を煩うまでは
半生を裏の世界で命を張って生きてきただけあって
肝の据わりは常人レベルじゃありません。
その上、博学で人脈の広いなカブおじさんの話は
なかなか面白いのです♪

何時頃か覚えてませんが
お互いロレツがまわらなくなった頃
まわりは既に静かになってました。

・・・では、また明日飲みましょうということで
今夜はお開き。


テントに戻ると
・・・げっ。。まだ設営の途中でした(爆)。
アルコールたっぷりの呼気でサーマレストを膨らまし
シュラフを広げ寝床を整えてから

おやすみなさ~い。

酔っ払ってよくわからないうちに
和琴初日の夜は静かにふけてゆきます。






~8月12日 6日目~


午前6時起床



やはり朝から雨です。
よく飲んだ割にはすっきりとした目覚め。

昨日は夕飯をとっていなかったので
かなりの空腹です。



いつものようにAMラジオを聞きながら
さんまの缶詰とベーコン炒めで朝食。。。
野菜がない~。



時折雨の止み間があって
外へ出てみると
みんな出かける様子はないですね。。

ラジオによると
今日の道内は台風4号の直撃こそ避けられそうですが
本格的に影響を受けるようです。
今夜半過ぎがピークだとか。。。



今日は、沈没決定。

ラジオの高校野球中継中も10分おきに台風情報。

な~にもしない時間。

これはこれでいい♪




正午、雨は小康状態です♪
今がチャンス。
今日唯一の移動
レインウェアを着て15キロ先の弟子屈まで買出しに出ます。
したがって本日の移動距離30キロ(爆)。

管理人のおじさんに
2日の延泊を申し出て900円を支払いました。
ついでにビールを購入すると

「今日はやけ酒だねえ」。。
・・・いやいや、雨は降っても
やけ酒というほど憤ってはいませんよ♪




フクハラで買ってきたのは焼肉セット。
オリジナルタレつきで980円。



行者ニンニクの醤油漬けと一緒にいただきま~す。
もちろんビールも♪



食後も再びダラダラ。。

うつらうつらしながら
高校野球と台風情報に聞き入ります。

横になりながらぼーっと湖面を眺めますが
台風が近いわりに
なぜか完全無風状態で波がありません。

パラパラとテントを叩く単調な雨音。
そして湖面に落ちる無数の波紋を眺めていると
それはまるで催眠術のように。。。。
・・・Zu・・zzzz・・・・・・。




午後6時

雨脚は昼よりも強くなってます。

・・ふう
当然ですが
全く動いてないので全く腹が減りません。
でも、退屈しのぎに3分間クッキングといきましょうか♪



準備するのは
ジャガイモ・ベーコン・ホタテ・生クリーム・塩・胡椒・とろけるチーズ



ベーコンをよーく炒めて



ベーコンから出た脂で
7~10ミリくらいにスライスしたジャガイモも炒めます。
ここで一旦フタをして5分ほど蒸し焼きにするといいでしょう♪



昨日の残りのホタテを入れて
塩少々、胡椒きつめ。
生クリームを3割ほど浸かる程度入れてから



再びフタをして3分ほど蒸し焼きに。。



最後にとろけるチーズを乗せて
トーチで表面を炙ると・・・。

とってもおいしいポタテグラタンの出来上がり♪

炭火バージョンは去年こちらに投稿しました。

おすすめですよ♪
ただし、カロリーを気にするなんて無粋なことはやめましょう(爆)。



台風情報によると、北海道の雨のピークは午前3時ごろ。
そういえば、昨日カブおじさんと飲む約束をしていたけれど
こんな土砂降りじゃ仕方ないな。。。

寝るか!(爆)。







午後9時

トイレに行きたくて目を覚ますと
テントを叩く雨音が聞こえません。

テントの外へ出てみると
風は少しありますが、雨は上がったようです。
雨のピークは確か6時間後のはずですが。。。

周りはすっかり寝静まってます。

用を足したあと、食器などの洗い物を済ませて一服。
さて、今からどうするか。

多分寝れないだろうな。。。
なんせ一日中寝てたようなもんですから。

考えてみれば、2日風呂に入ってません(汗)。
そうだ!和琴温泉に行こう。

LEDフラッシュライトを片手に約300メートル先の温泉まで歩きます。

そして、誰もいない温泉へドボン。
ちょっと熱めですが、いい湯加減です♪

ふ~~~。。気持ちいい~。・・・と空を見上げると。



まさにびっくり仰天(爆)満天の星空です。
なんてことだ。。息を飲む美しさとはこのことです。

天空の端から端へ流れ星が飛び回ってます☆

あ・・・ペルセウス座流星群。
そうか!今日がピークの夜だった。
台風なのですっかり諦めていましたが
なんて幸運でしょう♪

1人和琴の湯に浸かりながら、天空を独り占め。




のぼせそうになったので
湯から上がりテントに戻ります。
サイトは相変わらす静まり返ってます。

こんな素晴らしい夜に、みんな寝てる場合じゃない!
こころで叫びながら
ローチェア30を波打ち際に出して
再び夜空を見上げます。

あ~。。夜風が気持ちいい~。。
クーラーバックに1本残っていたビールをプシュッとやります。

こんな幸せ、他にはちょっと思いつきません♪

台風情報によると、台風4号は弱まりながら岩手沖に出たとか。。

明日は、台風一過。
知床でもまわってみるか。。。

美しい星空の余韻に浸りながらテントに戻り、、
いつのまにかまた眠りについてました。
  

Posted by MON at 22:27Comments(8)

2010年08月25日

2010夏北海道② ~灼熱~

~8月9日 3日目~

午前4時30分
昨夜は蒸し暑さでほとんど眠れず、用を足すためテントを出ましたが
再びテントに戻る気にもなれず仕方なく活動開始。

なんかぼ~っとしてます。

普段はキャンプ中であってもがっつり朝食を摂る私ですが
昨日食い過ぎたのがあまり食欲がありません。

それにしても全く北海道らしくない蒸し暑い朝です(汗)。。



とりあえずコーヒーを入れて
昨夜と同じ茹でとうきびで簡単な朝食を済ませ
だらだらと撤収開始です。

午前6時30分
汗だくで撤収完了。
こんなに暑い道南はとっとと脱出したい!
ひとまずニセコを目指して5号線を北上。

目的は道の駅ニセコビュープラザでこの旅を続けるのに不可欠な
ある重要なアイテムを入手するためです。




午前8時



ひとまず五色温泉に立ち寄り。

標高800メートルはさすがに涼しい♪
嬉しいことにここは朝8時からやっていて
図ったように時間ピッタリ。



一番風呂をいただきましたよ~♪
朝から贅沢な気分。

1時間ほどのんびりしたでしょうか、、
身も心もすっきりさっぱり。
相変わらずのいいお湯でした♪

倶知安ニセコ線から岩内洞爺線に出て
午前9時30分
目的のニセコビュープラザ。



太陽がギラギラして今日も暑いです。
折角なのでバスタオルを干してから農産物コーナーへ。

これがなくては北海道の旅は始まらないってほどのもの♪

・行者ニンニク醤油漬け
・北海道新米ななつぼし

この2点、今年はちゃんと入手できました。
行者ニンニクの醤油漬けは去年店頭に無く、生産農家さんに連絡して準備してもらい
後日再び取りに行くなんてことになってしまいましたから。。。(汗)



ようやく旅の準備が整ったので(爆)先に進みます♪

国道276号を東に進むと



年々不可解な進化を遂げるきのこ王国(汗)。
双子の片割れは花畑牧場になってました、、なんだかな。。


いつのまにか正午を回ってさすがに腹がへってきたので
このまま東進して苫小牧に向かいます。



3年連続訪問の味の大王♪
カレーラーメン発祥店だそうです。



いや~。。相変わらず美味い!
東京にも支店出してくれないかしら♪





さて、ココから道北に向かうか道東に向かうか迷うところです。。
雨雲レーダーをチェックしても
全道はっきりしないみたいだし。

そうだ♪
こんな時はあそこに限ります。

日高町沙流川キャンプ場。

道北・道東の分岐点に位置する立地で
行き先に迷った時はとりあえずココに泊まるのが吉なのです。
北か東か一晩かけてゆっくり考えましょう♪

そこそこ標高もあるので
昨日とは違ってきっと快適でしょう。。

そうと決まれば、苫小牧から道央自動車道に乗り夕張へ。
その後涼しく快適な274号石勝樹海ロードを東進して


午後3時30分到着。



あれっ・・暑い(爆)
温度計は28度ですが
蒸し暑くてがっくり。。。。

買出しに出ますが
セイコマのロックアイスが売り切れ。
この暑さが続けば無理もないか。。

今夜は美味い米もあるので
納豆と松前漬けを買ってテントに戻ります。



午後6時



炊飯開始。



朝飯のようなメニューですが
これが夕食です♪

新米ななつぼし美味い!


今日もまた
陽が落ちても全く涼しくなりません(汗)。







そうそう♪
これが今朝入手した行者ニンニクの醤油漬けです。
「木村牧場」
他のも買ったことがあるのですが、やたらしょっぱかったり
歯ごたえが無かったりで、、結局これが一番美味い。


食後、埼玉でKTMアドベンチャーに乗っているという
ファミキャンのお父さんとしばらく歓談。
機会を見つけて今度ツーリングご一緒しましょうなんて話していると
眠くなってきたので

午後9時就寝。


・・あづい。。


・・・・ねれん。。









~8月10日 4日目~

一晩中AMラジオを聴いていた気がします(汗)。
そういえば、まだ一度もシュラフなんて開けてすらいない。。

完全に寝不足です。
この2日間まともに寝てないし。

今日は確実に涼しいところに行かないと
生死にかかわる一大事です(爆)。




午前5時
朝食



昨夜と同じメニュー(爆)。



とっとと撤収。

またお日様がギラギラしてきましたよ(汗)。
まあ、、雨に降られるよりましか。。




午前7時



既に30度(爆)。

今日の行き先はもう決まっています。
絶対涼しいあの場所。あそこしかないでしょう♪






237号をひたすら北上。
気温32度の上富良野から
吹上上富良野線の標高差800メートルを一気に駆け上がります♪

午前9時
白銀荘前キャンプ場到着



快晴、気温24度・・気持ちいい~~~♪

こんな時間にテントを張ったのは初めてかも(爆)。

しかし前線の雨雲が接近しています。
「大気が不安定で夕方はゲリラ豪雨に注意」。。。。いやだ。。



念のためノアズタープ9フィートをフィッティングしておきましょう♪


雨が降り出すまではまだ時間がありそうなので
汗まみれになった洗濯物を片付けてしまうことに♪

コインランドリーがあるかと白銀荘のロビーで尋ねると
提携先キャンプ場である
日の出公園キャンプ場のものを使ってくださいと言われてしまいました。

洗濯中にひとっ風呂という壮大な計画が打ち砕かれましたが
買出しついでに再び下界に降りることにします(爆)。








日の出公園キャンプ場駐車場にて。。
Gパンやメッシュベストまで洗ってしまいました♪
Tシャツ・タオル・下着類は乾燥機に入ってます。

・・・しかし、強烈な日差しです。
これならあっという間に乾くでしょう。

管理人のおじさんが言うには
昨日の夜はバケツをひっくり返したような大雨だったようで
貸し出し用のファミキャンテントのほとんどが浸水したらしく
大変な思いをしたとか。。。

爆竹でカラスを追い払うのを見せてもらったり
おかげで乾燥中も退屈せずにすみました♪


さて、9割がた乾燥したところで
中富良野にある行き着けのスーパーへ。



かれこれ10年通っていつも購入するのは
ジンギスカン300グラム・もやし・うどん♪

10年前ここのおばあさんに
初めてジンギスカンの食べ方を教えてもらったんです。
最後にうどんを入れるとおいしいから
タレは大目にいれてあげるね~。。と
その時はいろんな野菜を包丁で切ってサービスしてもらったなあ。。。

そのおばあさんも3年前に亡くなって寂しくなりました。


用事は片付いたし、暑い下界から離脱です♪








午後2時
タープの位置を少しアジャストして
生乾きの洗濯物を引っ掛けます。

あ~~~涼しくていい気持ち♪


午後3時
遅い昼食。っていうか早い夕食でしょうね。。



さっきのスーパーで買ったジンギスカン。
今日はもうどこにも出かけないのでビールも♪



このジンギスカン。
そのままでも充分美味ですが、昨日入手した
行者ニンニクの醤油漬けと一緒に食べると最高なんです♪
これを偶然知ってから、これ無しでは物足りなくて。。。w。

普通の焼肉でも、タレにつける代わりにこれを添えて食べると
安肉が高級焼肉店に負けない味になっちゃいます♪



〆のうどんにももちろん。。



行者ニンニク。

幸せです♪
ここのところ寝不足のせいか酔いがまわるのも早いような。。。



午後4時30分、フワフワしたいい気持ちのまま
敷地内の白銀荘の温泉へドボン♪

100%かけ流しの天然温泉は無色無臭ですが
道内屈指の泉質で、個人的には最も好きな温泉の1つ。
露天風呂からは上富良野市街が眼下に見下ろせ、
振り返れば勇壮な十勝岳が間近に迫ります。

夕暮れ時にはまだ早いですが、
上富良野市街の向こうに沈む夕日に十勝岳が赤く染まる様子は
息を飲む美しさ。


湯からあがり、休憩所で一服していると
外では突然の豪雨。

洗濯物入れておいてよかった・・・(汗)。

雨が止むまで畳の休憩所でゴロゴロします。
デジカメと携帯の充電も忘れずに。。
この後、テントに歩いて戻って寝るだけなんて。。最高♪
高校野球も中継を見ながら
家にも無事を伝える連絡をしておきます。





1時間くらいで雨は止みました。

歩いて1分、テントに戻ります。
いや~~。すっずし~♪
肌寒いくらいです。
そうです! こうでなくっちゃ北海道の夜は。







外灯の下に踊るように跳ね回ってる犬がいたので
近づいてみると。



きつねでした♪

外灯から落ちてくるマイマイ蛾を食べてます。
げっ。。うまいのかよそんなの。。

空を見上げると、さっきの豪雨から一転
満天の星空です♪ 天の川がくっきり。




ここは標高1080メートル。
星もきれいなはずだわ。

流れ星を何本か見ました。
・・・そういえばペルセウス座流星群のピークがそろそろだったな。。

この旅でデビューのローチェア30にどっかり座り込んで
しばらく星空を眺めていましたが。

9時30分
寒くなってきたので寝ます♪

さむくなってきたので。。。♪
・・・・・正しい北海道の夜です。


  

Posted by MON at 22:38Comments(2)